10/9 15:40更新:1行目を答えの文に直し、4kWの計算と、いま工事を頼むときの確認の順番を追記しました
名古屋市の住宅向け補助「住宅等の脱炭素化促進補助」は、蓄電システムが予算に達して受付終了、断熱窓改修も9/8に受付終了しました。太陽光発電設備やZEHなどは、2027年2/12まで先着順で受付中です(名古屋市の案内による。予算の消化状況は10/5 17時時点、2026年10月9日確認)。
結論:名古屋市の住宅向け補助金「住宅等の脱炭素化促進補助」は、蓄電システムが予算に達して受付終了、断熱窓改修も9/8に受付終了です。太陽光発電設備、ZEH、GX志向型住宅などは、2027年2/12まで先着順で受付中です。
対象:名古屋市内の住宅に太陽光発電設備・蓄電システム・断熱窓などの設置や改修を考えている人
今どうすればよいか:蓄電システムと断熱窓改修は、今の受付は終わっています。ほかの区分も、予算に達し次第、予告なく終わるため、工事のスケジュールと受付窓口(052-485-7073)の確認を早めに。
最終確認:2026年10月9日(名古屋市公式ページ、2026年10月6日更新。予算の消化状況は10月5日17時時点)
確認済み:公式(名古屋市公式ウェブサイト「令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助」、名古屋おしえてダイヤルのFAQ)
まだ確認できていないこと:太陽光発電設備・ZEH・V2H・エネファームの予算の残り(ページに区分ごとの消化率は文字で書かれていない)。補欠の抽選の結果
名古屋市の「令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助」は、太陽光発電設備、蓄電システム、HEMS、ZEH、V2H充放電設備、断熱窓改修、家庭用燃料電池システムに対する補助です。2026年10月5日17時時点で、蓄電システムは予算に達して受付を終了し、断熱窓改修は9/8に受付を終了しました(名古屋市の案内による。2026年10月9日確認)。
どれが終わって、どれが受付中か|10/5 17時時点
- 受付終了:蓄電システム(予算に達したため)
- 受付終了:断熱窓改修(予算に達したため、9/8に終了)
- それ以外の区分(太陽光発電設備・HEMS・蓄電システムまたはV2H充放電設備の一体的導入、ZEH、GX志向型住宅、V2H充放電設備、家庭用燃料電池システム):名古屋市のお知らせには、終了と書かれていない
補助の受付期間は、令和8年(2026年)7月1日(水)から令和9年(2027年)2月12日(金)まで(消印有効)です。必要書類がすべてそろったものから先着順で、各区分で申請額が予算額に達し次第、予告なく終わります。予算に達したあとも、補欠を若干名受け付ける場合があり、予算が余った区分があれば、2027年2月12日以降に、補欠の中から抽選で交付対象者が決まります。
この記事の計算|太陽光4kWを付けると、築10年超は12万円、築10年以内は8万円
補助額の表の数字を使った、この記事の計算です。太陽光発電設備の補助は、築10年以内の住宅が1kWあたり2万円、築10年超の住宅が1kWあたり3万円で、どちらも上限9.99kWです。
- 4kWを付けた場合:築10年超は12万円(3万円×4)、築10年以内は8万円(2万円×4)で、差は4万円
- 上限の9.99kWを付けた場合:築10年超は29万9,700円(3万円×9.99)、築10年以内は19万9,800円(2万円×9.99)
- HEMS(1件1万円)を同時に付ける場合:上の金額に1万円が加わる(一体的導入の補助は、太陽光・HEMS・蓄電システムまたはV2H充放電設備の合計金額)
補助金額には、愛知県の補助金(愛知県住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金)が一部含まれていると、名古屋市のページに書かれています。
いま工事を頼むなら|申請は工事の完了後、確かめる順番
令和8年度から、申請の時期が「工事着工前」から「工事完了後」に変わりました。名古屋市のページに書かれている注意を、工事を頼む人が確かめる順に並べると、次のとおりです。
- 契約書と領収書の名前をそろえる:申請者、工事請負・売買契約の契約者、補助事業の領収書の宛名、補助対象システムの保証書の氏名の4つが、同一である必要があります
- 工事の完了日を決める:設備ごとの事業完了日(太陽光発電設備の連系日、対象システムの保証開始日、住宅の引渡し日など)のうち、いずれか遅い日が基準で、すべての日付が令和8年4月1日以降である必要があります
- 2027年2/12までに完了させる:設置工事(電力の系統連系を含む)または引渡しの完了は、令和8年4月1日から令和9年2月12日までです。期限までに事業が完了しない、または書類が期限までに提出されない場合は、受付できません
- 先着順と予算の確認:必要書類がすべてそろったものから先着順で、区分ごとの予算額に達し次第、予告なく終わります。受付状況は、受付窓口(052-485-7073)で確かめます
- 申請書類を出す:郵送か電子申請システムで出します。持ち込み、メール、ファクスは受け付けていません
受付が終わった蓄電システムと断熱窓改修の代わりに使える、ほかの補助は、この記事では確かめられていません。名古屋市の「補助・助成等(環境保全関係)」のページなどで確かめます。
区分ごとの補助金額|太陽光は築10年超なら1kWあたり3万円
- 太陽光発電設備:築10年以内の住宅は1kWあたり2万円、築10年超の住宅は1kWあたり3万円(どちらも上限9.99kW)
- HEMS:1件あたり1万円
- 蓄電システム:蓄電容量1kWhあたり1万5千円(上限10kWh)。受付終了
- V2H充放電設備:1件あたり5万円
- ZEH:1件あたり10万円。ZEH+は20万円。ZEH・ZEH+と同時に設置する蓄電システムは1kWhあたり1万5千円(上限10kWh)
- GX志向型住宅:1件あたり30万円。同時に設置する蓄電システムは1kWhあたり1万5千円(上限10kWh)
- 断熱窓改修:補助対象経費の3分の1(上限10万円)。受付終了
- 家庭用燃料電池システム(エネファーム):1台あたり3万円
築10年超の住宅とは、登記事項証明書で平成28年3月31日以前の建築が確認できる住宅、または固定資産の評価証明書・固定資産税の課税明細書で平成27年以前の建築が確認できる住宅です。補助金額には、愛知県の補助金(愛知県住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金)が一部含まれています。
区分ごとの予算額|蓄電システムは1,080万円、一体的導入は9,231万円
- 一体的導入:9,231万円
- ZEH、ZEH+:450万円
- GX志向型住宅:1,800万円
- ZEH、ZEH+、GX志向型住宅と同時に設置する蓄電システム:540万円
- V2H充放電設備:75万円
- 蓄電システム:1,080万円
- 断熱窓改修:780万円
- エネファーム:690万円
予算の使い方によって、区分どうしで予算を流用することもあると書かれています。その場合は、名古屋市のウェブサイトで知らせます。
令和7年度からの変わった点|申請は「工事完了後」
- 補助金の申請の時期が、「工事着工前」から「工事完了後」に変わった
- GX志向型住宅への補助が新しくできた
- 蓄電システムの補助が、太陽光発電設備と同時に設置する場合も対象になった
- 蓄電システムの補助の上限容量が、「上限なし」から「上限10kWh」に変わった
- 断熱窓改修の補助の上限金額が、「上限20万円」から「上限10万円」に変わった
- 一体的導入の新築・共同住宅の区分をなくし、築10年超区分と築10年以下区分に統合した
事業を完了する期間は、令和8年4月1日(水)から令和9年2月12日(金)までです。事業完了日は、区分ごとの決まった日付(太陽光発電設備の連系日、対象システムの保証開始日、住宅の引渡し日など)のうち、いずれか遅い日で、すべての日付が令和8年4月1日以降である必要があります。
だれが申請できるか|名古屋市内に住んでいる個人、または市内に本店のある法人
- 個人(共同住宅での申請を除く):対象システムを設置する名古屋市内の住宅に住んでいること(住民票の現住所が設置する住宅であること)
- 共同住宅で申請する個人:現住所が名古屋市内であること
- 法人:本店または主たる事務所が名古屋市内にあること
- 個人が戸建住宅に太陽光発電設備を設置する場合:なごや太陽光倶楽部への入会を申請すること
申請者、工事請負・売買契約の契約者、補助事業の領収書の宛名、補助対象システムの保証書の氏名の4つが、同一である必要があります。
申込方法と問い合わせ先|郵送か電子申請、持ち込みは不可
申請書に必要書類を付けて、郵送か電子申請システムで出します。受付窓口への持ち込み、メール、ファクスでの提出は受け付けていません。
- 住宅等の脱炭素化促進補助金 受付窓口(株式会社MTK内):052-485-7073(平日午前9時から午後5時30分。土日・祝日、12月29日から1月4日を除く)
- 郵送先:〒453-0018 名古屋市中村区佐古前町22-13 森ビル502
- 名古屋市環境局脱炭素社会推進課:052-972-2696
電話番号と住所は、名古屋市の補助制度のページと、名古屋おしえてダイヤルのFAQに載っているとおりです。行政書士でない人が、業として他人の依頼を受けて、報酬を得て、官公署に出す書類を作ることは、行政書士法違反になるため、名古屋市は注意を呼びかけています。
ほかの暮らしの案内
名古屋市の暮らしに関わる給付金と、3連休の水道・ごみの案内は、別の記事にまとめています。
情報源
- 名古屋市公式ウェブサイト「令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助」(2026年10月6日更新):https://www.city.nagoya.jp/kurashi/kankyou/1012424/1012443/1012445.html
- 名古屋おしえてダイヤル「住宅等の脱炭素化促進補助金…について知りたい。」:https://faq.city.nagoya.jp/faq/detail.aspx?id=385
確認日:2026年10月9日。予算の消化状況は日々変わるため、最新の受付状況は名古屋市の案内が優先です。
アイキャッチの写真:AIで作成したイメージ(文字を加工)
