名古屋市は、2026年9月8日の大雨で住宅が被災した世帯に、災害救助法に基づく「住宅の応急修理」を実施しています。修理費は市が業者に直接支払い、大規模半壊・中規模半壊・半壊なら757,000円(税込)以内、準半壊なら367,000円(税込)以内です。自分で業者に工事費を支払ってしまうと対象外になります(名古屋市の案内による。2026年10月13日確認)。
先に答え:罹災証明書で「大規模半壊・中規模半壊・半壊・準半壊」と認定された世帯が対象。工事費を業者に払う前に、市(住宅企画課)に申し込む。
行く前に確かめること:罹災証明書の被害認定と、片づける前に撮った被害箇所の写真があるか。業者にはまだ工事費を払っていないか。
最終確認:2026年10月13日(名古屋市公式ページ「令和8年9月8日の大雨により被害を受けられた方の住宅の応急修理について」2026年10月2日更新)
確認済み:公式(名古屋市公式ウェブサイト)
まだ確認できていないこと:申込の締切日(ページには書かれていない)。実施要領(PDF)の中身。修理の対象になる細かい工事項目
対象になる世帯
次のすべてに当てはまる世帯が対象です。
- この災害で「大規模半壊」の被害を受けた人、または「中規模半壊」「半壊」「準半壊」の被害を受け、自分の資力では応急修理ができない人(罹災証明書の被害認定による)
- 応急修理をすれば、避難所などへの避難が要らなくなると見込まれること
- 応急仮設住宅を利用しないこと。ただし、自宅が半壊以上で、応急修理の期間が1か月を超えると見込まれる人は除く
「全壊」の住家は、修理できない程度の大きな被害のため、応急修理の対象外とされています。ただし、全壊でも応急修理をすれば居住できる場合は対象になります。
費用の限度額と修理の範囲
| 住宅の被害 | 限度額(税込) |
|---|---|
| 大規模半壊・中規模半壊・半壊 | 757,000円以内 |
| 準半壊 | 367,000円以内 |
限度額を超えた部分や、応急修理の対象にならない部分は自己負担で、修理業者と別に契約が必要です。対象は、いま住んでいる住宅の居室、台所、トイレなど、日常生活に必要な最小限の部分です。空き家、物置、車庫などは対象外です。修理は、原則として災害発生の日から3か月以内に完了させます。
手続きの流れ|工事費を払う前に申し込む
- 罹災証明書を申請して入手し、修理業者に被害箇所の確認と修理見積書の作成を頼む(被災者)
- 応急修理申込書、罹災証明書の写し、修理見積書などを名古屋市に出す(被災者)
- 書類を審査し、対象になる修理を決める(名古屋市)
- 被災者へ工事実施を連絡する(名古屋市)
- 自己負担分があるときは、修理業者と工事契約する(被災者)
- 修理業者へ工事を依頼し、工事を実施する(名古屋市から業者へ)
- 工事完了後、業者が完了報告書を出し、市が内容を確認して、対象の修理費を業者に直接支払う
名古屋市が指定する修理業者はありません。建てたハウスメーカーや工務店に頼むこともできます。受付開始より前に業者へ工事を頼んでいた場合は、工事費を払う前に市へ相談します。業者が変更契約に応じれば、対象になる可能性があります。
この記事の読み取り|つまずきやすい点
- 順番が逆になると対象外です。「見積もりをとる→市に申し込む→市から工事の連絡が来る」の後でないと、業者に工事を始めてもらえません。この記事の読み取りでは、見積書は申込書類に含まれるので、見積もりの依頼は申し込み前に始めてよいことになります
- 修理期間の3か月は、災害発生の日(9月8日)から数えると、2026年12月8日ごろになります。この日付は公式ページに書かれていないので、期間の扱いは窓口で確かめます
- 片づけや清掃のあとは被害状況が確認しにくくなるため、片づける前に被害箇所の写真を撮っておくよう、市が案内しています
- 借家の場合は、所有者の同意書(様式第9号)の様式が公式ページに載っています。賃貸の人は、大家さんの同意が要る場合があります
- 災害に便乗した悪質な施工業者によるトラブルが出ているため、その場で契約を迫られても決めません
申込窓口
名古屋市住宅都市局住宅部住宅企画課(市役所西庁舎5階)。電話番号 052-972-2942、受付時間は平日の9:00から17:00です。郵送は〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 住宅企画課あて、電子メールは公式ページに記載のアドレスで受け付けています。
関連する案内
情報源
- 名古屋市公式ウェブサイト「令和8年9月8日の大雨により被害を受けられた方の住宅の応急修理について」(2026年10月2日更新):https://www.city.nagoya.jp/kurashi/juutaku/1014573/1053830.html
確認日:2026年10月13日。制度の内容が変わった場合は、名古屋市の案内が優先です。
アイキャッチの写真:AIで作成したイメージ(文字を加工)
